アンティーク品３点（コールベル付目覚まし時計、壁掛時計の振り子、ねじ巻き）

大正～昭和期に使われていた、①コールベル付目覚まし時計、②壁掛時計の振り子、③ゼンマイ時計のネジ巻き、などアンティーク品３点。

【①コールベル付ネジ巻き目覚まし時計】
二針の時刻、単針の目覚まし時刻の文字盤、上部に「ＴＲＡＤＥ　〇◇Ｓ　ＭＡＲＫ」、下部に「ＭＡＤＥ　ＢＹ　ＳＥＩＫＯＳＨＡ，ＴＯＫＹＯ，ＪＡＰＡＮ」。文字盤はガラス面含め、汚れやくもり、キズやヒビはほとんど見られず、文字はクリアに読むことが。側面ガラスもクリア。
金属枠（銅か真鍮か）に凹みや変形はほぼなく、若干の汚れや線キズ（背面）が。
背面、上面、裏底の飛出し部品は次の通り。
＜背面、写真６①～⑤＞
①遅れ進み調整レバー（左か右スライド）／②時刻合わせネジ（左か右回転）／③時刻巻きネジ（矢印方向で巻き上げ）／④目覚まし巻きネジ（右方向で巻き上げ）／⑤目覚まし時刻ネジ（右回転）
＜上面、写真８①、②＞
①コールベル（プッシュ時発振）／②目覚まし切替（左でサイレント、右でアラーム）
＜裏底、写真９＞
コールベル、目覚ましアラーム発振用真鍮ベル（りん）

状態は以下の通り（オーバーホール履歴は不明）。
ネジを巻き、時計はカチ×４と軽やかな動作を確認、何日巻かは未確認、遅れ進みは微調要。
目覚ましは、発振時刻ズレ（遅）、停止時刻ズレ（大幅？）などメカ部分の不調か？
なお、ネジの巻き過ぎはゼンマイの断線原因になるため注意下さい。

大きさは約、高さ（持ち手まで）１４．５ｃｍ、横幅８．５ｃｍ、奥行（ネジ頭まで）６．５ｃｍ、重さは約６６０ｇ。

【②壁掛時計の振り子】
錘（素材？）が真鍮で覆われ、ネジを切った吊り下げロッドにナットがかけられた振り子。（写真１、２、１０）
ナットを上下させ吊り下げ長（＝振り子周期）を変え、遅れ進みを調整。
大きさは約、直径５．４ｃｍ、長さ８．２ｃｍ、厚み８ｍｍ、重さ約７５ｇ。経年で汚れ、キズなどあり。

【③ゼンマイ時計のネジ巻き】
ネジなどの飛出し部品をなくすための珍しい両用ネジ巻き（壁掛時計用には不使用）。真鍮製。一端はネジ巻き上げ用、他端は時刻合わせ用か。
大きさは約、長手７．７ｃｍ、短手４．８ｃｍ、径６ｍｍと２ｍｍ、重さ約２０ｇ。経年で汚れ、キズなどあり。

目覚まし時計の動作、外観状態は比較的よく、アンティークインテリアにもしていただけると思います。他２点も同様に。

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